深絞り
Deep Drawing
特徴
薄肉細物深絞りを得意としており、絞り深さは最大、外径の37倍まで対応可能です。
また、新素材での加工にも積極的に挑戦しており、様々な材料に対応します。
現在では、医療業界を始め、通信機器、自動車、音響関連など様々な業界の部品製造を手掛けております。
[対応材料]
真鍮/丹銅/リン脱酸銅/タフピッチ銅/ベリリウム銅/リン青銅/洋白/鉄 (SPCE, SPCC)/ステンレス (SUS)/メッキ銅板/アルミニウム/ニッケル/クラッド/etc…
[参考加工範囲]
肉厚:t0.1mm~0.6mm程度
外径:1.0mm〜20.0mm程度
絞り高さ:30.0mm〜35.0mm程度
アドバネクスなら
従来、切削加工やパイプ加工でしか加工出来ないと考えられていた製品もトランスファー加工、プレス加工で製品化が可能です。 例えば、切削加工していた製品もトランスファー加工へ工法転換することで、生産性が4倍に向上しコスト低減に大幅に貢献した事例もあります。
技術紹介
[特殊形状加工]
アドバネクスでは独自の製法により様々な形状の加工にも対応いたします。
※ご紹介している形状以外にも加工対応いたします。是非、お問合せください。
[特徴]
・筒状製品の中間部張り出し形状(バルジ形状)の加工が可能
・加工スピード:最大200個/分
・膨らみ部外径精度:公差レンジ0.1mm
[技術ポイント]
通常のバルジ成形加工ではパイプ等の素材をシールし、軸方向に圧縮しながら高圧の液体を素材に充填して中空成形を行いますが、当社では金型のみで製品中間部に膨らみ形状を成形することができます。
[特徴]
・先端にくびれ形状(ギボシ形状)をつけた加工が可能
・加工スピード:50個/分
・くびれ部の外径精度:公差レンジ0.2mm
[技術ポイント]
製品先端部にくびれをつけることで、振動による抜け強度アップを図ることができます。また、深絞り品をギボシ加工している為、製品につなぎ目がないのも特長の一つです。
[特徴]
トランスファーでの絞り加工により、ブランク取リから異形絞りまで1型内で一体成形が可能。
[技術ポイント]
モーターケース(写真左)のような小判形状のみならず、複雑な異形形状も金型内で成形可能です。