押しばね
Compression Springs
特徴
圧縮される力に対して、戻ろうとする反発力を利用するばねで、コイルばねの中で一般的に一番多く利用されるばねです。基本的な形状は材料を螺旋状に巻いた円筒形状ですが、荷重特性を変化させるために、コイル径を鼓形、樽形などの形状にする場合があります。また、ばねの垂直度を高めるため、両端末を研磨したり、端末を外側、あるいは内側に逃がすといった、用途に応じた端末処理があります。
アドバネクスなら
試作および量産ともに1個からでも対応します。ホームページの「WEBばね計算」をご利用いただけます。またご要望があれば設計にも即対応。必要最低限の条件を教えていただければ、さまざまなご提案も含め、設計をサポートいたします。またアドバネクスでは、プローブピンなどに使用される極小押しばねに関しては、世界最小の加工技術を有しています。アドバネクスの設備と技術力で、お客さまに最大限のサポートをお約束いたします。
技術紹介
極小ばね/超極小ばね
アドバネクスの加工技術は、ミクロ分野へも広がっています。線径0.03mmで内径0.09mmのコイルばねやテーパーばね・トーションばねなど肉眼では識別できないような世界の加工を実現しています。日本人の髪の毛の太さは平均0.08mmですが、現在加工できる“超極小ばね”の線径は、なんと0.015mm。肉眼ではよく見えませんが、ちゃんと“ばね”の形になっています。主に半導体検査装置、コンタクトプローブなどに使用されています。