トーションばねの耐久計算ができない
顧客自らばね設計を行い、普段から取引のある近隣のばね工場に発注し開発を進めていたが、耐久性に問題が生じていた。耐久解析力に限界を感じた顧客は、アドバネクスのWEBばね計算を使用してみたが、思う通りの成果を得ることができずカスタマーサポートセンターへ問い合わせをしてきた。
新製品のジョイスティック用、へたらないトーションばね開発
納得できる耐久性を実現した、トーションばねの設計・開発をしてほしい。
スピーディーな対応力で信頼関係を強化
本製品は、難易度の高い案件であったことから技術者同士直接打合せをしたほうがよいと判断。郡山試作センターの技術者と直接電話による打合せをし、計算上へたらないばねを設計、図面化した。その後、郡山試作センターでNCマルチフォーミングマシンを使用して試作を行った。巻き数を増やすことでへたりを軽減し、微細な角度調整でトルクを調整。計5種類の試作品を製作し、顧客の要望するトルク・耐久性を実現。打ち合わせは、すべてメールと電話で行ったが、顧客はアドバネクスの迅速な対応力を高く評価、当該トーションばね開発中に別途、押しばねを追加発注。
営業担当の声
電話とメールだけの打ち合わせでも、小まめに対応することでお客さまの信頼を得ることができました。