技術本部 第一設計部

T.K新卒入社

01

現在の仕事内容をご説明ください。

私は中国工場で技術部に所属しており、図面検討やローカルメンバーの技術的な相談にのったり、指示を出したり、自身での見積や他メンバーの見積のチェック、顧客先と技術的な打ち合わせ、日本や海外拠点とのコミュニケーションのための窓口を行なったりと、業務内容は多岐にわたります。特に社内外での打ち合わせや書類のチェック、情報のとりまとめなどの仕事のウェイトが大きいです。もし、仕事を進める上でわからないことが出てきた場合は、日本側に聞きながら業務を進めています。

日本での業務との大きな違いはこれまでの一担当者という立場から、聞かれる側、判断し指示や発言をする側に変わったことです。また顧客先との打ち合わせ、監査対応などといった、社外の方と直接やり取りする機会が一気に増え、自分の部署以外の工場全体のことを知らなくてはならないとひしひしと感じました。

インタビューイメージ

02

アドバネクスで働くことの魅力を教えてください。

新規製品の立ち上げの際は、設計者一人一人が主導になり取り組んでいるため、当然苦労することやトラブルも多々あります。それでも自分が設計した金型がサンプルとして工場を出て行くまでを見られたり、苦労して作った金型で製品が作られて、それがどこかの会社の製品に組み込まれる、ということに達成感を感じます。私が受け持っている仕事は製作の一連の流れに関わるので、自分が設計したけど加工しにくいですとか、量産時に製品が途中で詰まって出てこない、というようなトラブルも含めて、実際に苦労して体験して常にフィードバックできるので、自分のためにもなるし、現場のみんなのためにもなるものをつくれるというところで、色々な向上に繋がっていると思います。私はまだ若手ですが、重要な案件も任せてもらえることが多いです。もちろん苦労は多いですが、その分経験ができてやる気にもつながります。

あとは社内全体として風通しがいいのも魅力の一つです。社長や部長とも気軽に話ができますし、皆さん人柄が良くて話しかけやすいです。上下関係があまりなくて気を張らずに済むので、変にストレスが溜まらないところも魅力だと思っています。

03

ものづくりの司令塔として、
他部署とどのような関わりをもっていますか?
また、特に気を付けていることや意識していることがあれば教えてください。

新規案件立ち上げの際は、設計図面ができていないと製作に入れないですし、どこかで遅れが発生したら全体に影響が及びます。全体の工程管理を担当している以上、納期に絡む内容についてはなるべく早く声がけするように心がけています。また、必要に応じて営業とのやりとりを確実に行なっていこうという意識はしています。

新規案件の時は絡む部署が非常に多く、生産管理や製造だけでなく、購買などのほぼ全ての部署に関わるので、適切な部署に必要な情報を聞くということも気をつけています。ほぼ全ての部署と関わりを持つので、この情報はどこの部署に聞けばいいだろう?というのは出てきますが、そういった場合は上司に聞いて対応するようにしています。

また、書類関連を作成する必要がある際も、現場や関係部門に確認しながら進めていっています。この仕事は、設計の幅広い知識が必要になると思います。

インタビューイメージ

04

今までの仕事で一番大変だったことは何ですか?また、どのように乗り越えたかも教えてください。

一番大変だったのは、現在進行形で担当している案件です。お客様の要求が厳しいのですが、絶対に作らなければならないもので、絶対に達成しなければならないものです。これをどのように達成するかということを今やっています。そのやり取りに際し、お客様や外注と何度も打ち合わせをしたり、必要に応じて資料を作成したりしているのですが、これがとても大変です。その中でも高度な内容に対してすり合わせをしていき、折り合いをつけていくことが一番大変です。

これから乗り越えていきたいと思っていますが、過去にも同じようなことがあり引きずってしまったこともあったので、今回これを乗り越えるためにも、お客様に資料を提出し、主張を交えてお客様としっかり打ち合わせをして、落とし所を探して行こうと思います。

05

海外勤務となってから2年が経過しましたが、日本との違いもふまえて今後どのようなことに取り組んでいきたいですか?

日本との考え方や仕事の進め方の違いをまざまざと実感しました。「日本だとこうなのに」という歯がゆい思いや痛い目にあったことも何度もありました。しかし逆にフットワークは非常に軽いので、何か困ったことがあれば相手が顧客先でも外注でもすぐに言って打ち合わせして解決するといった事例もあり、スピード感については見習わなければならないと感じました。そして、出向してそのような現場を自分の目で見て実感できたことは一番の収穫だと思っており、今後の業務に失敗したことは反省して活かす所は活かし、見習うべきところは見習って行きたいと考えています。

また、顧客先の前で話す機会が多くあったというのもかなりの成長になったと感じています。立場的に技術部の代表として顧客と話すことになるので、事前準備もそうですが、当日は発言に気を付けながら話をし、とっさのアドリブや配慮といったことを考えながら会議を進めるといったことが経験できました。

今回の出向において特に基礎的な知識が足りないと実感しましたので基礎知識の習得を第一に、海外勤務で学んだことや感じたこと、経験したことを日々の業務を進めるにあたり活かしていくつもりです。

インタビューイメージ

06

アドバネクスへの入社を希望されている方へ、
メッセージをお願いします。

アドバネクスはほぼBtoBの企業なので、製品がそのまま表に出ることはありませんが、目に見えないものに対してやりがいを求める方や、縁の下の力持ちになりたいと考えている方には向いている会社だと思います。あとは社員の皆さんが優しくて、困っていても声をかければすぐに教えてくれる方ばかりの企業なので、社風に関しては安心してもらえればと思います。ご入社をお待ちしています!

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